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思い出のまーにー

あおくるまーにー

世界愛。

せかあい期間が終わることに時の流れを感じる今日このごろ。

私は何か変われたのでしょうか。

いいえ。黒歴史を積み重ねただけです。

 

こんばんは〜

あおくるです。

 

▼今日の一枚。

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星野源のstranger。

 

さて。ちゃっちゃと前回の続きを書きます。

 

 

 

▼革命戦線Ⅱ

 

 頬に痛みを感じて意識を取り戻した。

みにょーん。

目の前には志田愛佳。それ以外何も無い世界。

「起きたー」

私の頬をつねって遊んでいたらしい。

手足に包帯。考えていたことがわかったのか、服をまくりあげて腹を見せてきた。そこにも包帯。見ているだけでこっちが辛くなってしまうような重症なのに、すごいでしょと言わんばかりに嬉しそうにしている。

 

とりあえず状況を把握したい。目の前に相棒。背景は…病院か。よくあるやつだ。

「卒業しちゃったかー」

なんのことだろう。

「覚えてないの?」

最後に見たのは、血を流す愛佳の姿。それだって夢か現実かあやふやなくらいだ。

体の中でなにかぐつぐつして、怒りと悲しみと愛佳への愛おしさと、いろいろなぐちゃぐちゃしたものが爆発しそうになった。その時に気づいたことは、愛佳を愛していたこと。彼女にただずっとそばにいて欲しいということ。

愛佳はまだここにいる。今はただそれが嬉しい。

「とりあえず、私は死んでない」

愛佳の笑顔が好きだ。まっすぐな目が好きだ。

目の前のその人に抱きつく。安堵が確実なものになった。

「ありがとう。死なないでくれて」

「おっおう。ねぇ、痛いよりさ」

そう言いながら、戸惑いながらも抱きしめ返してくれた。

 

後から今回の成績トップが私だということを聞いた。全く覚えていないがあの時の感覚がなんとなく私を納得させてくれた。

私はこれからも人を殺すのだろうか。全く実感が湧かない。殺した時の記憶が無いのでは、全く解決になっていない。だが、同時にどうにかなるような気もした。そういう気にさせるほど、愛佳がとても温かかった。

 

 

 

 

end