中二病。
中二病は病気です。一生一緒。
終わっちゃったなー。楽しかったなー徳誰。
クソオチじゃないよー。とっても良かったよー。
自己満小説、ぼちぼちあげていきましょか。
次が最後になるかと思います。
教室の外から聞きなれた物音がした。
「これはこれは理事長閣下。まだ何か御用で?」
彼はため息をついてまた汗を周囲に撒き散らす。人を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべた。
「泣かなくていい。一人で背負わなくていいんだぜ?青春ってのは、みんなで乗り越えるものなんだから」
「もう私の青春は終わったんですよ」
また鼻で笑われた。
「イッツ ア ショー タイム」
「もう事件は解決してますけど?」
「青春は終わらない。ヒーローがピンチの時ってのはヒロインが励ますもんなんだ」
「はぁ」
全部自分の掌で起こってると思っていやがる。
私が困ってるのを見て嬉しそうに去っていった。
この一週間、楽しかったなぁ。
橋部に操られ続けて、犯人にされかけたりもしたけど。
やばい。振り返ったらだめだ。
泣いてしまう。
「もう泣いてんじゃん」
橋部の差し金か、にしてはヒロイン感がない。
教室の入り口にもたれて、志田がニヤついていた。